東京都で宅地建物取引業(宅建)の免許を受け取る際の手続きは、ウサギマーク(公益社団法人 全日本不動産協会)とハトマーク(全国宅地建物取引業協会連合会)によって異なりますが、受け取り場所は都庁で共通しています。ここでは、それぞれの協会の手続きの違いについて詳しく解説します。

ウサギマーク(公益社団法人 全日本不動産協会)の場合

受け取り場所

ウサギマークの協会に所属する場合、宅建免許は東京都庁で受け取ります。

受け取り方法

代表者が受け取る場合

  1. 免許通知はがき:免許交付の際に送られてくる通知はがきを持参します。
  2. 分担金納付書(原本および写し):協会の領収印がある分担金納付書の原本とその写しを持参します。これにより、分担金の支払いが確認されます。

代理人が受け取る場合

  1. 免許通知はがき:代理人も免許通知はがきを持参します。
  2. 分担金納付書(原本および写し):協会の領収印がある分担金納付書の原本とその写しが必要です。
  3. 委任状:代理人が受け取る場合、代表者からの委任状も必要です。この委任状には代理人が免許を受け取ることを許可する旨が記載されている必要があります。

ハトマーク(全国宅地建物取引業協会連合会)の場合

受け取り場所

ハトマークの協会に所属する場合も、宅建免許は東京都庁で受け取ります。

受け取り方法

代表者が受け取る場合

  1. 免許通知はがき:免許交付の際に送られてくる通知はがきを持参します。
  2. 分担金納付書(原本および写し):協会の領収印がある分担金納付書の原本とその写しを持参します。これにより、分担金の支払いが確認されます。

代理人が受け取る場合

  1. 免許通知はがき:代理人も免許通知はがきを持参します。
  2. 分担金納付書(原本および写し):協会の領収印がある分担金納付書の原本とその写しが必要です。
  3. 委任状:代理人が受け取る場合、代表者からの委任状も必要です。この委任状には代理人が免許を受け取ることを許可する旨が記載されている必要があります。

共通事項

どちらの協会に所属する場合でも、宅建免許の受け取りには東京都庁に行く必要があります。また、免許通知はがきと分担金納付書(原本および写し)が必須です。代理人が受け取る場合は、委任状も必要です。

注意点

分担金納付書について

分担金納付書は、協会の領収印が押されている必要があります。原本とその写しの両方を持参することが求められます。この書類は、分担金が支払われたことを証明するものであり、免許交付の重要な要件となります。

事前準備

受け取りに必要な書類は事前に準備し、受け取り当日に忘れないようにしましょう。特に、代理人に委任する場合は、委任状の記載内容に不備がないかを確認しておくことが重要です。

都庁へのアクセス

東京都庁へのアクセス方法や受付時間についても事前に確認しておくとスムーズです。都庁の受付時間は限られているため、余裕を持って行動しましょう。

まとめ

東京都での宅建免許受け取り方法は、ウサギマークとハトマークの協会で手続きの内容はほぼ同じです。どちらの協会も、都庁での受け取りが基本であり、必要書類は免許通知はがきと分担金納付書(原本および写し)、代理人が受け取る場合は追加で委任状が必要です。事前に必要な書類を準備し、都庁でスムーズに免許を受け取れるようにしましょう。