麹町・半蔵門エリアは、国会・霞が関・大手町にもアクセスしやすく、企業本社や士業事務所が多い落ち着いたオフィス街として、不動産業との相性も良い立地です。
一方で、いきなり路面店や専用事務所を借りると初期コストが重くなるため、「個室レンタルオフィスを活用してコンパクトに宅建業免許を取る」という選択肢が現実的になっています。


宅建業免許で求められるレンタルオフィスのポイント

宅建業免許の事務所としてレンタルオフィスを使う場合、次のような点を押さえることが重要です。

  • 独立した鍵付き個室で、事務所として継続的に占有できること。
  • 専任宅建士が「常勤」できる固定席・専用スペースが確保されていること。
  • 重要事項説明・契約行為ができる応接・会議室を利用できる運営形態であること。
  • 契約書に「事務所利用」「不動産業可」「法人登記可」「24時間専有利用」等が明記され、実態と一致していること。

サテライトオフィスや時間貸し・フリーアドレス中心のワークスペースは、専任宅建士の常駐性・専有性が認められにくく、免許用事務所として不適切になるケースが多いため注意が必要です。


THE HUB 半蔵門の特徴と不動産業との相性

「THE HUB 半蔵門」は、東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅・有楽町線「麹町」駅から徒歩3分、南北線他「永田町」駅からも徒歩圏という利便性の高い立地にあるレンタルオフィス・コワーキングスペースです。
鉄筋鉄骨コンクリート造のオフィスビル内にあり、24時間365日利用できる専用個室に加えて、ラウンジ・会議室・ブース席などの共用設備が整っています。

  • 家具付きの完全個室(1名用〜5名用)に、インターネット・専用ポストなどが標準装備。
  • 法人登記が可能で、受付機への社名表示にも対応しており、対外的な事務所としての信用を確保しやすい運営形態です。

不動産業にとっては、「麹町・半蔵門・永田町エリア」という行政・ビジネスの中心に近い住所で、比較的抑えたコストで個室事務所を構えられる点が大きなメリットになります。


不動産免許の事務所として活用する際のチェックポイント

THE HUB 半蔵門を宅建業免許の事務所として検討する際は、次の点を運営会社・行政書士と事前に確認することが重要です。

  • 「レンタルオフィス(専用個室)」区画を契約し、鍵付き個室を24時間専有利用できる契約になっているか。
  • 賃貸借契約書・利用規約に「事務所利用」「不動産業可」「法人登記可」などの記載があり、宅建業の実態に合致しているか。
  • 専任宅建士が常勤する実態(勤務時間・勤務体制)を確保できるか。
  • ラウンジ・会議室を重要事項説明や契約締結の場として利用できるか、運営ルール上の制限がないか。

これらを満たすことで、「レンタルオフィス=仮の住所」ではなく、宅建業法上の事務所要件を満たした実体あるオフィスとして運用しやすくなります。


THE HUB 半蔵門の主な設備・料金の目安

不動産業での開業コストを検討しやすいよう、「レンタルオフィス(専用個室)」を中心に主な仕様を整理すると次のようになります。

項目内容(レンタルオフィス利用を想定)
所在地〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS 麹町2-3F,5-6F(半蔵門・麹町・永田町が徒歩圏)
個室タイプ1名用〜5名用の完全個室(家具付き・ネット完備)
利用時間24時間365日利用可能(専用個室)
月額料金目安1名用個室:月3万円台〜、5名用個室:月12万円台程度(別途管理費)
法人登記可能(登記オプション・社名表示対応)
共用設備ラウンジ、会議室、ブース席、コピー機、フロント、セキュリティ、フリードリンク等
交通アクセス半蔵門駅徒歩3分/麹町駅徒歩3分/永田町駅徒歩7分

実際の空室状況・最新料金・利用条件は変動するため、公式サイトや内覧時に必ず最新情報を確認する必要があります。


麹町・半蔵門エリアでの宅建免許申請サポート

レンタルオフィスを活用した宅建業免許取得では、「事務所要件を満たすレンタルオフィスかどうかの事前チェック」が極めて重要です。
事務所選定からオーナー・運営会社との条件調整、宅建業免許申請書類の作成・提出、不備対応までを専門家が一括でサポートすることで、無駄な契約や再申請のリスクを抑えながら、スムーズな不動産業開業につなげることができます。

THE HUBの完全個室レンタルオフィスで宅建業免許の取得をお考えの方は、YAS行政書士事務所への相談を検討すると安心です。レンタルオフィスの選定・運営会社との条件調整から、宅建業免許の申請書類作成・提出、不備対応までをワンストップでサポートすることで、麹町・半蔵門エリアでの不動産業開業をスムーズに実現できます。