「中目黒のような都心部で宅建業の免許は取れるの?」
「事務所が狭いレンタルオフィスでも大丈夫?」
そんな不安をお持ちの方へ──実際に中目黒駅から徒歩圏のレンタルオフィスで、無事に宅建業免許を取得できた実例をもとに、事務所要件クリアのポイントを解説します。

実例紹介:中目黒駅から徒歩4分のレンタルオフィスで取得成功!
今回ご相談いただいたのは、20代で不動産業にチャレンジされる法人代表のA様。
中目黒駅から徒歩4分の新築デザイナーズ系レンタルオフィスを事務所として、宅建業免許の新規取得をご希望でした。
当初は「都心の小規模オフィスでは審査が厳しいのでは…」とご不安もありましたが、事務所の構造・契約形態・標識掲示・電話回線などを一つひとつ丁寧に整備し、都庁の審査もスムーズに通過。
無事、東京都知事免許を取得することができました。

宅建業の事務所要件とは?|まずはこの3つを押さえよう
宅建免許を取得するためには、「宅建業を営む事務所」が一定の要件を満たしている必要があります。都心の狭小スペースでも、下記3つを押さえていればクリアできます。
① 独立性が確保されていること
- 他の利用者と区切られた空間であること(壁・施錠可能なドア)
- 共有の打合せスペースではNG
- パーテーションでの仕切りは可だが、常設かつ施錠できることが重要
今回の中目黒のケースでは、「完全個室」タイプのブースを利用。共用部分との明確な区分があり、問題なく要件を満たしていました。
② 業務継続性があること
- 継続して使用できる契約形態であること(賃貸契約・使用許諾契約など)
- 短期レンタル(時間貸し)やバーチャルオフィスは不可
A様の契約オフィスは「1年契約の更新制」で、法人名義での使用契約書を取得できたことがポイントです。
③ 専用の電話番号・標識の掲示ができること
- 固定電話または法人名義の携帯電話があること
- 宅建業者票(標識)・報酬額表を掲示できるスペースがあること
今回も、法人名義の携帯電話契約書と、室内壁面に業者票を掲示することで対応しました。
中目黒のレンタルオフィス選びで意識したこと
実は、中目黒エリアにはオシャレなレンタルオフィスやシェアオフィスが多数ありますが、宅建業に使えるかどうかは別問題です。
選定時には、以下をチェックしました:
- 完全個室タイプか
- 使用契約が法人名義で結べるか
- 宅建業者票を掲示しても問題ないか(内装や規約の確認)
- 法人用郵便ポストの設置有無(会社住所として利用するため)
A様ご自身でのリサーチでは難しい点もあり、当事務所で複数の物件を候補にあげて内覧・契約手続きまでサポートいたしました。
「電話回線は固定じゃないとダメですか?」→名義が重要!
令和7年の法改正で、宅建業の事務所に設置する電話は固定電話・携帯電話どちらでも可になりました。
ただし、重要なのは電話契約の名義です。
- 法人なら「法人名義」
- 個人なら「代表者個人名義」
今回のA様も、法人契約で携帯回線を取得。契約書の写しを提出して審査を無事クリアしました。
中目黒でも宅建業免許は取れます。重要なのは“書類と戦略”

都心部での宅建免許取得は難しそうに思えるかもしれませんが、要件を正しく理解し、1つずつ整えていけば取得は可能です。
特にレンタルオフィスやシェアオフィスを利用する場合は、
- 書面での裏付け(契約書、図面、写真)
- 電話や標識などの「実務運用の可視化」
- 専任宅建士の確保や住民票の整合性など
といった細部が審査の成否を分けます。
お客様の声|20代での開業に挑戦された A様(中目黒/法人代表)
「右も左も分からなかったけど、最初から最後まで本当にお世話になりました」
正直、宅建業免許の取得ってもっと簡単だと思っていました。
でもいざ動き出してみると、「事務所の要件?」「電話回線?」「専任宅建士って?」と分からないことだらけで、何から手を付けていいのか全く分かりませんでした。
そんなとき、ネットで検索していて御社のホームページを見つけて、思い切って問い合わせました。
中目黒のオフィスを検討していたんですが、「レンタルオフィスで本当に免許が取れるのか不安」という相談にも丁寧に答えていただき、条件を満たす物件探しからサポートしてくれました。
契約書のチェックや必要書類の整理、都庁への提出、保証協会の案内まで、本当に丸ごとお任せできたので安心して本業に集中できました。
とくに印象に残っているのは、電話回線の名義や事務所内の写真の撮り方など、「ここまで見られるんだ」というポイントまで細かくアドバイスいただけたことです。
まだまだスタートしたばかりですが、自分の名前で不動産会社を立ち上げられたことは自信にもつながりました。
20代でも、知識がなくても、信頼できる専門家に相談すれば開業は現実になります。
まとめ:中目黒で宅建業免許を取得したい方へ
- 中目黒駅周辺のレンタルオフィスでも、条件次第で宅建業免許は取得可能
- 必要なのは「独立性」「継続性」「専用性」を裏付ける書類
- 固定電話でなくてもOK。ただし法人名義で契約しておくこと
- 不安な場合は、実績のある行政書士に相談するのが近道
当事務所では、中目黒・目黒区エリアでの宅建業免許取得実績も豊富です。
「事務所がまだ決まっていない」「どこから手を付けたらいいかわからない」そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。